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【塾長の妻ブログ】有胚乳種子と無胚乳種子の観察スタート!ナス・トマト・小カブの種まきを行いました

学習空間 千葉貝塚教室

トマトとナスの種をまきました!「【塾長の妻ブログ】有胚乳種子と無胚乳種子の観察スタート!ナス・トマト・小カブの種まきを行いました」

トマトとナスの種をまきました!

双子葉類の生き残り戦略か?!「【塾長の妻ブログ】有胚乳種子と無胚乳種子の観察スタート!ナス・トマト・小カブの種まきを行いました」

双子葉類の生き残り戦略か?!

皆さま、こんにちは!塾長の妻の西島です!
「お後がよろしい」はずが、よろしくなかったようなので、もう一席、お付き合いいただくことに相成りました。

ようやく待ちわびた春になりまして、ずっと楽しみにしていた観察を始めることにしました!
題して

「お弁当VSおにぎり」植物の成長戦略に迫る!

理科好きな小学生さんや中学受験生のお子さんにもオススメの実験観察ですよ~😊

■なぜこの観察を始めたのか?

突然ですが…
みなさんは「胚乳(はいにゅう)」って聞いたことありますか?

じつはこれ、植物の種の中にある“養分のかたまり”のこと。
植物の赤ちゃんが発芽してから育つまでに使う、大事なごはんです。

去年の冬、中学受験の指導の中で「無胚乳種子」「有胚乳種子」という言葉が出てきました。
名前の通り「種の中に胚乳が“ない”タイプ」を「無胚乳種子」、「種の中に胚乳が“ある”タイプ」を「有胚乳種子」といいます。

その時ふと「双子葉類だけど有胚乳種子の植物って発芽したあとどうなるんだ?」と気になりましてね。

春になったら、身近で育てやすいナスとトマト(ともに双子葉類で有胚乳種子)、そして比較対象として小カブ(双子葉類で無胚乳種子)を用意し、実際に種をまいて確かめてみることを胸に誓ったのです。


■「胚乳」は植物の"お弁当"!?

まず、この実験のカギとなる用語をたとえも交えて説明しますね。

植物の赤ちゃんのことを「胚」というのですが、この「胚」が発芽してからに自力で光合成できるようになるまでのエネルギー源が「胚乳」です。

胚にとって、「胚乳」とはいわば、「お弁当」。

お弁当を持たされた胚は考えるわけです。

このお弁当…
発芽してから食べようかな
おかずだけ食べてご飯はあとで食べようかな
と。

有胚乳種子は、発芽してから「お弁当」を食べる仲間です。この種類はいわば「腹ぺこ」の状態で芽が出るので、ひょろっとした弱々しい芽が1本だけ出てきます。生えたばかりの芽のことを「子葉」といいまして、「子葉」が1本、つまり「単数」なので、1本だけ子葉が出る種類を「単子葉類」と言います。

実は私たちがふだん食べている「お米」やパンの原料である「麦」も、この有胚乳種子の仲間。

1本だった子葉も発芽してからガツガツお弁当を食べて(胚乳の栄養分をつかって)、立派に大きく成長していきます😊


無胚乳種子は、言うなれば、おかずだけ食べてごはんを「おにぎり」にして発芽するタイプです。おにぎりになった時点で「胚乳」は形を変えていますので事実上は胚乳が無くなったとも見なせるわけです。
さておかずを食べたので「胚」も良い感じに腹八分で元気があるのか、もれなくおにぎりを「2つ」にぎって発芽します。このおにぎり、正しい名前は「子葉」。そう、子葉は2枚。子葉が2枚は「双子葉類」と言います(読み方は「そうしようるい」)。

まさにザ・植物の芽🌱であるところの仲間たち。ナスやダイズやカブや…私たちが普段食べている野菜のほとんどはこの仲間です。

このタイプは生長するにつれて子葉の「おにぎり」を食べてしまうので、気がつくと子葉はしぼんで小さくなっています。大きくなるのは後から生える本葉たちなのです。まさに自己犠牲の精神。植物界のアンパンマンです!!😌


というわけで、ここまでのまとめ🌿🌿


○有胚乳種子→単子葉類
○無胚乳種子→双子葉類


ところがなんですよ~!

実はお弁当の例えには続きがあるのです。

あるとき発芽してからお弁当を食べようと思った胚がいたのですが、腹ぺこすぎて発芽する力がなかった。
そこでたまらず、持っていたお弁当を食べながら、発芽してしまったんですねぇ!!
発芽したときにはお弁当は空っぽ。でもお弁当はちゃんとあったはずなので「有胚乳」なんです…

つまりつまりですよ~!

有胚乳種子で双子葉類

という仲間が植物の世界には存在します!!
しかもわりとしっかりと存在します!!

そう、今回の主役であるところのトマトとナスがその代表格!
(受験勉強では「カキ」がその代表としてよくあげられています)

単子葉類は芽生えてからお弁当を食べるので、子葉も元気に育ちます。
双子葉類は芽生えてから子葉にもたせたおにぎりを食べるので、子葉は小さくなります。

じゃあさ、お弁当全部食べ尽くしてめちゃくちゃお腹いっぱいで芽生えた「有胚乳なのに双子葉類」の「子葉」はどうなるわけよ?育つの?そのまま?…まさか小さくなっちゃう???

西島先生は気になってしまったのです!!!!!

…というわけで今回、

有胚乳種子で双子葉類の代表、トマト・ナス
無胚乳種子で双子葉類の代表、小カブ

にご登場いただき、子葉の変化を実験・観察してみよう!そうしよう!

ということになったんです!


蛇足🐍→あるとき発芽してからお弁当を食べようと思った胚がいたのですが、腹ぺこすぎて発芽する力がなく、なんと居候してご飯食べさせてもらうとんでもない植物までいます!もはやお弁当(胚乳)自体を手放してしまい、いっしょに生きている菌類の養分で育つ。その名も…「ラン」!!(無胚乳種子で単子葉類です)


■いざ、種まき!

4月29日に、ナス・トマト・小カブの種まきを行いました。

これから発芽→双葉の展開→本葉の成長…と、観察を続けていきます。

はてさて「有胚乳種子」であるナスやトマトの双葉は、どのような変化を見せるのか?
小カブ(無胚乳種子)は、双葉がしぼんで枯れていくのか?

ここが大きな観察ポイント!!

発芽までには数日かかる見込みですので、連休明けには元気よく芽吹く姿を観察できるのではと期待しています!

植物の成長を日々観察し、「お弁当」と「おにぎり」、どちらの作戦がどう展開するのか?を一緒に楽しんでいきましょう!

今後も観察の様子や新たな発見をお届けしていきます。ぜひご期待ください!

※今回の観察はあくまで教室での実験例です。おうちで挑戦してみたい方は、ご家族と一緒に安全に取り組んでくださいね。
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住所264-0020 千葉市若葉区貝塚2-9-15 東和林産貝塚ビル
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