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私の英語活用力の変遷の60年 (その6)ニュース no. 35

英語スクール MBAシカゴ

今回のニュースは 私の英語活用力の変遷の60年(1)から(9)の中の

(6)
1987年(当時37歳)シカゴ大学大学院 MBA (Master of Business Administration=経営管理修士課程)の入学試験に合格し、 

MBAでの学習の下準備として MBAで最も重要な統計学の基礎学習と、パソコン使用スキル習得目的で Wisconsin大学 Madison校 Summer Quarterで 学んだ3か月
(1987年頃は 日本では オフィスでもほとんどパソコンは使用されていませんでしたが MBAでは 課題等で 大学のコンピューター内のデータを引き出し それを分析する等のことで 絶対的にパソコンが必要でしたので) 

そして その年(1987年)の9月より シカゴ大学大学院のMBAに入学し、学んで卒業した 1年9か月

についての私自身の英語活用力の変遷、 及び その環境での 他の日本人の英語活用力についての 私なりの評価を披露させてもらいます。



その前に これ以前の 数回のニュースでは 

ニュースno.30
私自身(MBAシカゴの代表、唯一人の講師)の13歳(中1)(1961年)から 72歳(2021年)まで60年間英語活用力の変遷について 9つのステージに分けて俯瞰してみました。

ニュースno.31では その60年間の中の 
(1)中学、高校時代 
私自身の英語活用力は 
英会話書と 高校英作文教科書の反英訳訓練で 0から20へのアップ
 
このレベルの比較は 一流大学卒業者とか 英検1級合格者とか 英会話学校に何年も通った人で 英語はペラペラと思われているが 実際は 反英訳訓練をしていないから 言いたいことを頭の中で英作文して口に出して言う英語活用力は全くと言っていいほどなく ネイティブとは 意思疎通を続けられないので それらの人の英語活用力レベルがせいぜい5程度 との比較においてのレベルです。  

ですから 高校卒業当時の私は 英会話書や 高校英作文の反英訳訓練が いかに ネイティブとの意思疎通に有力な訓練であるかには 気が付いていませんでしたが、 高校卒業当時の私は 現地で 直接ネイティブに対峙しても 初めは戸惑いながらも 意思疎通は 充分に続けられていたと思われます。
すなわち 既に 英語難民状態からは脱していたと思われます。

(2)大学時代 
私自身の英語活用力は 
反英訳訓練をしなかったため 20から15へのダウン

ニュースno.32では
(3)商社入社後、国内で主に米国むけ輸出業務をしていた約5年間
私自身の英語活用力は 
高校英作文、文法教科書等の 徹底的な反英訳訓練で 15から30への大幅アップ

ニュースno.33では
(4)New York駐在の約6年間 
私自身の英語活用力は
すでに出来上がっていた雪だるまの芯に 大量の雪(語彙)が付き 30から35へのアップ

New Yorkでは 芯になる部分(既に駐在前に 習得していた文型、表現方法、言い回し等)を現地で 多々確認できました。
そのため 芯になる部分に 語彙、語句を追加できた次第ですが(それゆえ 私の英語はそれなりに向上しましたが) 
芯になる部分は既に New York駐在前に ほぼ出来上がっていたので 英語活用力の追加という意味では 5ポイント程度の追加ではないでしょうか。

要するに 英語活用力高めるには まず 一人でやる反英訳訓練(教科書や 英会話書なりの反英訳訓練をして 日本文を 頭の中で英作文して口に出して言う訓練)が 他のいかなる方法よりも 飛びぬけて一番効果的 かつ効率的であるということです。 

また 駐在中 ネイティブとの会話の中で  覚えておきたい言い回し法があっても 会話の進行を止めてメモするような間もなく 会話が終わって一息ついた時には それを思い出すことも出来ない場合も多く それら全てを 自分の雪だるまの芯に加えていくことは なかなか難しいということでもあります。 
日本人は ネイティブの英語の受け入れ準備(雪だるまの芯にあたる部分)がなくても 現地でネイティブから どんどんいろいろな言い回しを習得できると思っていますが、 それは大間違いで、そんな安易な心掛けが 日本人のほぼ全員が英語難民状態から抜け出せないでいる最大の原因といっても過言ではないと思います。

ニュースno.34
(5)New York駐在終了後 日本にて主に対米輸出業務を行っていた4年間 
私自身の英語活用力 
日々の業務が英語活用力の実践であったため 新たな英語活用力の積み上げは少ないが 喪失していくのも少なく 35のレベルをキープ

という具合に 毎回 私自身の英語活用力の変遷、 及びその時々の環境下での 私以外の日本人の英語活用力についての 触れてきました。


そして今回は、 冒頭で述べた通り
(6)
Wisconsin州立州立大学 Madison校での 夏季クオーター3か月 プラス 
Chicago大学 MBA(経営管理修士課程)での1年9か月の トータル約2年間です。

MBAについては 日本ではあまり馴染みのない方が多いと思いますので 簡単に説明させて頂きます。

MBAとは 通称ビジネススクールと言われ、大学院の修士課程で 経営管理全般を学びます。 
近年にできた東大、一橋、早稲田、慶応義塾大学等のビジネススクールは米国のビジネススクールを模したものです。
 
まず 米国のMBAに入学するためには何が必要かについて説明します。
MBAに入るには 願書とともに次の書類を送り 入学審査に合格する必要があります。
合否は 基本的に その書類だけで選考審査され 合否が決定されます。

(i)
高校、大学での英文の成績証明書
(私の場合 千葉高校、一橋大学からそれぞれ英文の成績証明書を発行してもらいました。そして それらを願書に同封します。)

(ii)
TOEFL試験成績証明書
(留学生にのみ要求されており 試験を受けて TOEFLより成績証明書を発行してもらい願書に同封します。トップテンレベルのMBAに入るには 満点に近い成績をとる必要があります。)

(iii)
GMAT試験証明書
(経営管理修士課程入学のための共通試験ー日本の大学入試のセンター試験のようなもので、 米国の大学院MBAコースの入試用共通試験。 日本でも年に数回実施されており 試験を受けて GMATより成績証明書を発行してもらい願書に同封します。 これも米国トップテンレベルのMBAに入るには 非常に良い成績をとる必要があります。)
 
(iv)
その他に 願書で要求されている内容の数個のエッセイを書き願書に同封します。 
このエッセイによって、入学希望者の性格、それまで送ってきた人生の本質、これからのキャリア形成の意欲といった点を審査するものと思われます。

以上を送るだけで 書類選考され 合否の通知のレターが送られてきます。

次にMBAとは どんな所かについて 説明します。
(i)
学生は ほぼ9割が 大学卒業後一度社会人として働き、更なるキャリアアップを目指し 経営管理スキルを磨くため入学してきた人々で 平均年齢はたぶん30歳近辺でしょうか。
私は例外的に その中では 39歳で入学し 41歳で卒業という高年齢でした(社会及び人生経験が豊富で 他の学生にもその経験を伝えられると見てくれたのでしょうか、 トップテンのビジネススクールの6校から合格通知を頂きましたが) 。
(ii)
経営管理のためには、会計学、経済学、統計学、企業法務、金融等々がベースであり、 それらは当然の如く必須科目になりますが、 とくにどの分野においても 各分野のデータの分析と データ間(時には3個以上のデータ間))の相関関係の分析が必要なので 先ずは統計学を叩き込まれます。
(iii)
そして それら必須科目を習得後、学生たちは それぞれ 自分の学びたい分野(金融、経営、経済分析、労働経済、経理、マーケティング、品質管理、企業M&A、不動産、病院経営、小規模企業経営等々)を含めて トータル24単位を取得すれば卒業できますが 全ての科目におけるノルマは非常に厳しく、読まなければならない教科書、参考文献、資料の中にその時までに遭遇したことがない英語に遭遇しても 英語の辞書を見る時間も惜しいと思ったり、徹夜で課題のレポートを作成しなければならない日が何日も続くようなことが毎日の日々でした。
(iv)
日本からの留学生も多く 当時はバブル進展中ということもあり、金融関係(銀行、証券会社)の方々が大半でしたが 当時の大蔵省(現在の財務省)のキャリア官僚、日本銀行行員
といった超エリートの方々も留学されていました。
(v)
何を学んだかというと それぞれの分野での様々な理論や 分析手法も多々学びましたが、今から考えてみると 全ての学習は
個人ないし 団体(企業、地方自治体、あるいは国家)が ある経済行動をとった場合 その結果 どの程度の確率で どういう期間(短期、中期、長期)に どういう事態が生じるかを 可能な限り数値的に見極めていくことことによって 判断をより客観的なものにすること 
に全ての学習が向いていたように思えます。
(理論の解説が主流で 現実との関わり合いについては 無頓着な日本の大学を経験してきた私にとっては 極めて新鮮かつ有意義な時間でした)


というのが MBAの概要ですが、 



本題にもどって 私の英語活用力はどうなったのでしょうか?

私の英語活用力は この2年間で 30から35への小幅アップです。

どうして 英語漬けのような2年間で たった5ポイントだけの上昇なのでしょうか?

先ず 
語彙(経済、ビジネス用語 特にそれぞれの科目分野おける専門用語)は飛躍的に 増加しましたし、 
日々 英語で講義を受けて、議論し、会話し、英語のレポートを書くわけですから 確かに 私の英語力は 大幅にアップしたように 思われます、

でも
英文の文型、 言い回し、それぞれの文法分野での表現方法等々(雪だるまの芯にあたる部分)は New York駐在前にかなり習得し  
それらをもとに New York駐在中、 日本での貿易業務の中で約10年間 追加し 訓練してきた訳ですので(ある程度 飽和状態に近づいていたので)、
英語活用力の芯になる部分が 飛躍的に増大したとということは ないように感じられます。 
その意味での5ポイントの増加です。
そして MBA入学前に 30の英語活用力があったから MBAでいくつものAを取得できたのだと思います。

 
ここで ひとつ警告を発しておきたい点は
英語だけの環境で習得した英語は 日本語との紐付けなく使用されるため その英語に頭の中で 日本語の索引がついておらずに記憶にされる場合も多々あるわけです。

一方 日本人が英語を話す場合は  99パーセント以上の日本人が 日本語で考えて、それを即座に 英語の語順に頭の中で組み換え それぞれの単語なり語句を 探し出して 英作文して口に出して言うのですが、 英語だけの環境で覚えた英語は 日本語との紐付けが薄く、すぐに引き出せない(思い出して使えない)場合があるということです。
(ネイティブと直接話している場合は、 ネイティブの言う言葉を借りて 会話できるのですが 自分から言い出したり、通訳する際には 若干スムーズにいかない場合が出てきます。)

その意味でも 日本語訳文から英語を言う反英訳訓練は 時につけ やっておく必要があるということです。

次回以降は
(7)
(1990ー1996)(42歳から48歳) 
商社を退社して、カルフォルニア州宅建免許取得し、米国への投資のコンサルタント業開設準備をしていたが、 バブル崩壊、湾岸戦争等で 米国への投資環境は一変し、断念し、 再就職したり 通訳、翻訳業、貿易、不動産投資で 生計を立てていた6年間

(8)
(1996-2012)(48歳から64歳)
数年間の不動産投資で大成功し その資産管理だけで 生計が立てられるようになり 

世間の引退年齢頃(65歳近辺)までに 引退した後にしたいことをしてしまい 
65歳ごろより 英語塾を開くことを念頭に、

中高の英語教科書の反英訳訓練で 日本人を英語難民状態から救出できることはすでにわかっていたが、
空いた時間に
映画(ビデオ)の英語で 英語活用力を高められるか、とか
ジャズの歌詞の習得で 英語活用力を高められるか、
といったことを 研究していた16年間

(9)
(2012-2021)(64歳から73歳)
64歳で塾を始めることを決断し、 具体的準備に入った1年間、 プラス 塾開設後の約8年、トータル9年間。

についてです。

お楽しみに ❕



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名称英語スクール MBAシカゴ
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