GO!GO! 千葉ジェッツ
豊田通商との練習試合後にお話をうかがいました
2013/09/13
千葉県初のプロバスケットボールチーム「千葉ジェッツ」の情報をお届けします。
「まだクオリティの高いバスケットボールを目指します」
― 今日はどのような目標でのぞみましたか?
「正直なところ、チームとして今日の試合の準備がしっかりできていませんでした。オフェンスでもディフェンスでも正しいプレーをするということを目標にして挑みました」
― 様々なパターンの選手起用は、試したいという意図ですか?
「その通りです。いろいろなラインナップを試してみたかったのです。何がうまくいったのか、何がうまくいかなかったのか、どのコンビネーションがいいのか、それをこの試合から学べればと思っていました。たくさんのことが得られたので、それをベースにまた調整していきたいと思います」
― 得られた収穫を具体的に一つ教えてください。
「一つ例を挙げるとすれば、昨年からジェッツにいる3選手がベンチからコートに入るときに、エナジーをチームにもたらしたり、テンポ良くプレーをしたりしたことです。一色選手はナイスショットでチームにエナジーを与えてくれました。全体的には、もっともっとクオリティの高いバスケットボールを目指さなければいけないと思います」
― 残り18.7秒、タイムアウトでどのような指示を出されましたか?
「ボール出しをする健介に、すべてのオプションを理解するように細かい指示を出しました。上江田選手がそのビッグショットを決められる、健介がそのパスを出せる、それをプレッシャーの中でできるということを見られてよかったと思います。そういう小さな勝利、試合中の駆け引きに勝つことを確認できることが大切だと思いました」
― その前の宮永選手が仕掛けたファウルゲームはHCの指示ですか?
「時間がなかったので、スティールができなければファウルという指示を出しました。最初スティールを狙いにいったのですが、あと少しのところでできなかったので、ファウルをしなければなりませんでした」
― ブザービーターが決まったときはどのようなお気持ちでしたか?
「今日はすごくラッキーだな、運がいいなという気持ちがありました。試合を通して、間違いなく豊田通商のほうが我々よりいいプレーをしたので、ラッキーだなと思いました。が、第3Qで気迫のあるプレーをして流れをつかんだのがきっかけだったと思います。それで勝つチャンスをものにしたんだと思います」
― 実は、最後は興奮して写真撮るのを忘れてしまいました…
「Oh!(笑) これからもそういうエキサイティングなバスケットボールを見せられればと思います!」
― 9/16のプレシーズンゲームに向けてブースターにメッセージを!
「次回みなさんの前でプレーするときは、もっとスムーズなオフェンス、スムーズなディフェンスを見せられるように、気迫あふれるプレーを見せられるようにしたいと思います。毎日練習を頑張っているので、そういう姿を見に来てください。これからも引き続き、千葉ジェッツのサポートをお願いします」
昨季、横浜ビー・コルセアーズのヘッドコーチとして試合後にお話を伺ったときはいつも厳しい表情でしたので、「オゲンキデスカ~?」と笑顔の登場は新鮮で、ジェッツのヘッドコーチになったんだなぁと実感しました!