石井講祐選手（SG・背番号27）に続いて、千葉ジェッツ練習生からプロ契約になったのが星野拓海選手（SF・背番号3）です。2014年2月15日からベンチ入りしました。

星野選手は市原市出身で、市立船橋高校から筑波大学に進み、その後千葉ジェッツ練習生（千葉エクスドリーム所属）としてチームに帯同してきました。
開幕前のイベントにも積極的に参加し、いつも笑顔で、「ほっしー」の相性で親しまれています。

プロ契約になったばかりの2月16日にお話をうかがったときも、笑顔！　イメージ通りの柔らかい声とは裏腹に、熱い想いを語ってくださいました。

「たくさんの人から励ましの言葉をもらい、たくさんの人に支えてもらったからこそ昇格できたと思いますので、嬉しく思っています。
ただ僕の目標は選手になることではなく、試合に出て活躍することなので、まだまだ頑張り続けないといけません。
地元出身で小中高と千葉でバスケットをやってきたので、今まで教えてもらった人やいろいろな人に僕がプロチームでプレーしている姿を見せ、感動や元気を与えられたらと思います」

練習生のときもゲームに帯同こそしていましたが、シュート練習ではボール拾いをし、試合中はベンチに入ることがありませんでした。

「先に昇格した石井選手が、僕もいつかは昇格するから大丈夫だと接してくれていました。
昨日はじめて選手登録をして、ベンチで勝ち負けを共有できたのが本当に嬉しかったです。ホームで勝率がよくないので、そういうときに外で見ているだけというのが辛くて、ベンチに入って少しでも力になれれば嬉しいです」

この日は出場することができませんでしたが、ベンチでとても大きな声を出していました。

「まずはベンチから盛り上げていきたいと思います。
シュート力には自信があります。また、3番や4番をやっていて、体を張ったプレーが要求されます。自分より体の大きな選手とマッチアップするときにボックスアウトをするというように、小さい人が大きい人を相手にしたときの、当たり前のことを頑張ることができると思うので、それが強みだと思います。
スタートラインに立ったばかりですが、残りシーズンで少しでも力になれればと思いますので、あたたかくも厳しい目で、これからも応援よろしくお願いいたします！」

その後、3月1日のつくばロボッツ戦で初登場し、プロ初ポイントをあげた星野選手。私が星野選手の公式試合出場を見たのは、3月16日、成田市中台運動公園体育館でのアイシンシーホース三河戦でした。

第4ピリオド、オフィシャルタイムアウトのあとに登場。積極的に放った3ポイントシュートは惜しくも外れました。しかしその後、佐藤博紀選手からのパスを受けて見事にシュートを決めたときには、もちろん会場が多いに湧きました！
一色翔太選手、星野拓海選手、石井講祐選手と、千葉エクスドリームス出身の3人が同時にコートに立つ場面もあり、ファンにはたまらない時間だったことでしょう。

ホーム最終戦の船橋アリーナでも、会場が盛りあがるプレーに期待です！