中学生クリニック後に、レジー・ゲーリーヘッドコーチにお話を伺いました。
まずは今日のクリニック、どのような印象を持たれたでしょうか。

「すごく印象的だったのは、とても楽しんでいるように見えたことです。コーチをしていた選手の話をきちんと聞いて、楽しんでいるという印象がありました。
昨日・今日合計で約800人の子どもたちが参加したということに驚きました。それだけの子どもたちがバスケットをやっていて、バスケットが好きだということが嬉しいですね。
上手い選手と、これから上達する選手とで差があると感じましたが、何人かはすごく上手い選手がいて、5年後、10年後にNBL、WJBLの可能性があるんじゃないかと思いました」

船橋市はミニバスケットがさかんで、この年齢でも基礎技術を身につけている子がたくさんいたようでした。
「子どもたちが、基礎を早い段階で学んでいるということが、今後のバスケットボールのためになると思っています。若い段階から基礎を固めていけば、どんどん上手くなると思うからです。
今日のドリルは知っているものもあるえば知らないこともあったと思います。新しいことを紹介して、それが少しでも子どもたちの刺激になればいいと思います。一人でも二人でも、今日のクリニックが楽しくて刺激を受けた人がいれば、やりがいがあります」

今年のチーム作りについてもうかがいました。
「毎日心を込めて一生懸命プレーするチームが作れるように、いま努力をしているところです。千葉県民のみなさんが誇りに思えるようなチームにしたいと思っています」

昨季はｂｊリーグで、横浜ビー・コルセアーズを優勝に導きいたヘッドコーチに、優勝の景色を伺ってみると…。
「優勝に近づくほどに1日目からのプロセスが鮮明に蘇り、それが意味のあるものだったと実感しました。千葉でも同じ経験ができればと思っています。ハードワークを積んでいけば辿り着ける、でもハードワークを重ねなければ辿り着けない場所です。毎日の練習を通して、一丸となれるように努力することを約束します。毎日前進して上を目指していきます！
そのためには、みなさんの支えも必要です。一人でも多くの方に、会場で応援してほしいです。みなさんのサポートが必要です。応援をよろしくお願いします！」

通訳してくださったのは、3シーズン目となる勝久ジェフリーAC（アシスタント・ヘッドコーチ）。今季のチーム作りを聞いていると、自然と通訳にも力が入る様子でした。

お話をうかがって約3週間後に、あの練習試合が行われました。その様子は次回お届けします！