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GO!GO! 千葉ジェッツ

選手が考えたメニューで中学生クリニック

船橋市バスケットボール協会主催中学生クリニックに選手・コーチ陣が参加

2013/09/11

千葉県初のプロバスケットボールチーム「千葉ジェッツ」の情報をお届けします。

選手が継続できるハードな練習を考案、中学生を指導

背の高い中学生もたくさんいましたが、選手はさらに大きかった!
背の高い中学生もたくさんいましたが、選手はさらに大きかった!
船橋市バスケットボール協会主催の中学生クリニックが8月1日・2日の2日間行われ、千葉ジェッツの選手・コーチが講師として参加しました。

さすがバスケットボールがさかんな船橋市! 2日間で21校42チーム、合計で約800人の中学生が参加し、プロバスケットボール選手の指導に汗を流しました。

みなさんが真剣に練習しているところに、そーっとお邪魔してきました。
勝久ジェフリーアシスタントコーチ「パスが遠いときはドリブルを1つつこう。ナイスパス!」
勝久ジェフリーアシスタントコーチ「パスが遠いときはドリブルを1つつこう。ナイスパス!」
宮永雄太選手(G/背番号7)がいとも簡単にこなすハンドリングですが、実はなかなかハードです。
宮永雄太選手(G/背番号7)がいとも簡単にこなすハンドリングですが、実はなかなかハードです。
小野龍猛選手(F/背番号34)はドリブルの練習。「強く! 強く! 顔をあげて!!」
小野龍猛選手(F/背番号34)はドリブルの練習。「強く! 強く! 顔をあげて!!」
佐藤託矢選手(C/F・背番号15)は2人組でパス練習。「強く、正確に、速く!」
佐藤託矢選手(C/F・背番号15)は2人組でパス練習。「強く、正確に、速く!」
佐藤博紀選手(SG/背番号0)はディフェンスの指導。「顔を上げて! ゴー! 基礎をしっかり覚えれば、あとは気持ちでどうにかなるからしっかり練習してください」
佐藤博紀選手(SG/背番号0)はディフェンスの指導。「顔を上げて! ゴー! 基礎をしっかり覚えれば、あとは気持ちでどうにかなるからしっかり練習してください」
星野拓海選手(SF/練習生)はシュート練習です。「からだが流れないようにしっかり! もらい方も注意して! トラベリングにならないように! スナップきかせて!!」
星野拓海選手(SF/練習生)はシュート練習です。「からだが流れないようにしっかり! もらい方も注意して! トラベリングにならないように! スナップきかせて!!」
レジー・ゲーリーヘッドコーチに握手を求めたり、小野選手にダンクシュートをねだったり。休憩時間にはかわいい中学生に戻って笑顔がいっぱいなのですが、いったん笛がなると真剣な表情で練習に集中できるのは、日頃から真摯に練習に取り組んでいる成果でしょう。

「参加人数が多くて、しかもみんな基本的なスキル技術が上手くてビックリしています」というのは佐藤託矢選手(C/F・背番号15)。
私は、学校の先生かと見間違えるほど、佐藤選手が馴染んでいることにビックリでした…。
「教えるとすぐに覚えてくれますね。継続できる練習を選手が考えたので、いいメニューになっていると思います。学校に帰ってからも、また練習して欲しいです。バスケットをやってる子が多いなぁと思います。そういった子どもたちのためにも、がんばらないといけなですね」と語る佐藤博紀選手(SG/背番号0)は、笑顔で積極的に子どもたちに話しかけているのが印象的でした。

一方、学校の先生はと言うと。
「トップカテゴリーの選手に指導されて、同じ内容を先生に言われるよりも入りやすく、覚えやすいようです。新しいこともやっているので、新鮮味があっていいですね」と船橋市立葛飾中学校女子バスケットボール部顧問の中村幸一先生。
「僕らが言うより、言うこときくみたい…」と本音(?)もポロリ!?
見てください、この整列! 中学校1~2年生が中心のクリニックでしたが、しっかりと話を聞けるのですから立派です!
見てください、この整列! 中学校1~2年生が中心のクリニックでしたが、しっかりと話を聞けるのですから立派です!
最後に、レジー・ゲーリーヘッドコーチから挨拶がありました。

「みんなの目や表情を見ていると楽しんで、そして集中しているのがわかったのですごくよかったと思います。ジェッツの選手たちの指導は細かくてよかったですね。集中して聞いて、がんばって練習してくれてありがとうございました。
自分にとってバスケットボールは世界で一番素晴らしいスポーツです。1対1でもできるし、公園や体育館に行けば知らない人とでもゲームができて、交流を深められます。本当に素晴らしいスポーツだと思います。
これからもチームで練習するとき、先生方やコーチの言うことをよく聞いて、いいシーズンを送ってください。
最後に、9月にはジェッツの試合が始まるので、ぜひみんな会場に足を運んでください。選手たちは本当に練習を必死にがんばっていて、チーム一丸となろうとしているので、絶対にいい試合をお見せできると思います」

中学生からは「1日どのくらい練習しているんですか?」の質問も飛び出し、「午前中はフリーで自主練や筋トレで自分でやっています。午後はチームの練習です。短時間だけどすごくハードな練習をしています」と佐藤託也選手が優しく答えていましたよ。

よく語学の上達にはネイティブスピーカーとの会話をと言いますが、バスケットの練習にはプロの選手と相対することも貴重な経験の一つだろうなぁなどと、ちょっと変わった角度から子どもたちの限りない可能性に胸をときめかせたひとときでした。

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