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GO!GO! 千葉ジェッツ

すべては頂(テッペン)に立つために。石井講祐選手の成長が止まらない

プレーの幅を広げ、精度を高め、リーグトップを突っ走る3ポイントシュート成功率!

2019/03/05

千葉県初のプロバスケットボールチーム「千葉ジェッツ」の情報をお届けする千葉ジェッツ公式応援サイトです。どのメディアよりも熱く深い愛情を持って取材記事を更新していきます。

シュートを打てる動きをし、ボールをもらったら常に狙う

福岡戦でMVPに輝き、ヒーローインタビューに応じる石井選手
福岡戦でMVPに輝き、ヒーローインタビューに応じる石井選手
2019年3月2日ライジングゼファー福岡戦。
石井講祐選手は、3ポイントシュートを5本放ち、すべて決めるという離れ業を披露しました。今季はスターティング5に定着し、天皇杯3連覇やリーグ首位に大きく貢献しています。

現在、石井選手は3ポイントシュート成功率でリーグトップを走り、2018年11月10日の琉球戦で達成したBリーグ個人通算1,000得点を、順調に伸ばし続けています。もともと3ポイントシューターとして定評がありましたが、その力を存分に発揮し、リーグ屈指のシューターへと成長を遂げた裏には、大野篤史ヘッドコーチの存在が大きかったのではないでしょうか。大野HCは就任してからというもの、「打ち続けろ」と石井選手に言い続けました。「もしシュートが外れても、それは俺を使ったお前が悪いくらいに思え」と。それだけ大野HCは石井選手に信頼を寄せ、その信頼が石井選手の意識を変え、自信を育みました。一年ごとに明確なビジョンを持ち、目標を定め、黙々と努力を続けてきた石井選手は、堅実なディフェンスと多彩な攻撃力で、千葉ジェッツになくてはならない選手になったのです。

昨シーズンの石井選手はプレーの幅を広げた一年でした。常に目標としてきたシュート成功率の数字だけを見ると、決して躍進したようには見えないかもしれませんが、石井選手は「成長を実感している」と確かな手ごたえを感じたと言います。
ルーズボールを最後まで追いかける姿に会場からは大きな拍手が
ルーズボールを最後まで追いかける姿に会場からは大きな拍手が
今シーズンに入り、ディフェンスの強度が増し、オフェンスでのステップも力強くなり、NBAの選手を見ているようだと思うことがあります。それについて、11月に伺ったことがありました。

― 一つひとつのプレーが力強くなり、泥臭いプレーも増えたように思います。

プレッシャーの強い相手に対しても、うまくプレーできる回数が増えてきているので、そこは自信につながっています。いろいろなステップを練習して試合で試して、うまくいく場面も増えました。チームオフェンスでボールがまわり、全員でボールシェアしたことでアシストも増えています。ディフェンスからブレイクを出すのが一番リズムをつかめますし、ルーズボールやリバウンドは最後の1点にかかわってきますので、チーム全員で意識してやっています。

― ポイントゲッターとしての意識が強くなったのでは?

ボールをもらったらシュートは常に狙いたいし、ボールを持っていないときも、どうやって動けば打てるのか常に考えています。そういう意味では、チームのリズムと自分のやりたいことがあってきたのではないかと思います。

この意識が、いまの成績に直結しているのかもしれません。開幕前にオフィシャルイヤーブックの取材をしてから半年が経ち、シーズン終盤に差し掛かるいま、石井選手は自身につて、チームについて、どう考えているのでしょうか。石井選手にお話をうかがったのは、MVPを獲得した福岡戦の前日のことでした。

※数字はすべてインタビュー時点(2019年3月1日)のものです。

1位を獲るというプレッシャーの中、3ポイントシュートを決め続ける

「練習中にジョシュ(ジョシュ・ダンカン選手)の肘が当たって切れちゃって」と、右まぶたを腫らしながらも、いつもの涼しげな表情で現れた石井選手。日本代表戦でリーグ戦が中断し、1週間ほどのオフがあったとリフレッシュした様子です。秋から非常にタイトなスケジュールで試合三昧の日々でしたから、「トレーニングを継続しながらも、しっかり休むように切り替えて、リフレッシュできました」といい時間を過ごせたようです。

― すっかりスタメンに定着しました。途中から出るときと気持ちは違いますか?

スタメンの場合は、試合の入りから流れを自分たちのほうに持って行くという責任があります。ただ途中から出る場合にも責任はあります。責任を持ってやらせてもらえるというのは幸せなことなので、楽しみながらできているかなと思います。

― 3ポイントシュート成功率46.3%という非常に高い数字をたたき出しています。好調な理由は?

もともとシュートは狙って行こうという気持ちを持っています。そのほかの部分でもプレーの幅が広がり、相手の的を絞りにくくさせ、シュートが活きているという面もあります。それに目指すべきスタイルとして、チームでボールをシェアしてオフェンスするということを、大野さんの体制のもと積み上げてきました。それを全員で表現できるようになってリズムがいいことが、チーム全体としてシュートが入ることに繋がっていると思います。
― 今年アシストが多いのもそういうところから?

ピック&ロールを使って自分でクリエイトするというように、シュート以外の部分も意識しているので、昨シーズンに比べると平均して1試合あたり1本くらいアシストが増えています。

― スチールも1試合あたり1.3本と好調で、ランキング入りも直前です。

ディフェンスでの約束事が決まっている中で、プレーヤーの裁量で取りに行ったほうがよさそうな場面をうまく捉えられているのかなと思います。ギャンブルすればいいってものではないので、いけそうなときの判断とタイミングが徐々に合ってきているのだと思います。

― マイケル・パーカー選手を抜いてやろうとか、そういうことは(笑)?

そこはあんまりないですね(笑)。気づいたらランキングにいればいいかな、くらいです。そこを狙いにいっちゃうと、ギャンブルだらけになっちゃう(笑)。

― 3Pシュート成功率は、正直なところ1位を獲りたいのでは?

獲りたいですね。狙いに行って獲るのと、プレッシャーから逃げて結果的に獲るのは違います。1位を獲るというプレッシャーの中、決め続けるのはランキングに入っている人しか感じられない心境なので、そこは楽しみつつ向かっていきたいと思います。

― オールスターの3ポイントシュートコンテストでは惜しくも優勝できなかったので、リーグではぜひ。

はい、そうですね。
「あぁー、悔しいなぁーー。いつもよりシュートタッチがよかったのでいけると思った」<br>オールスターゲームの3ポイントシュートコンテストに出場。惜しくも優勝はならず。
「あぁー、悔しいなぁーー。いつもよりシュートタッチがよかったのでいけると思った」
オールスターゲームの3ポイントシュートコンテストに出場。惜しくも優勝はならず。
― 3ポイントシュートについて、今シーズン伸ばしてきたことや、練習してきたことはありますか?

フォームの基本的なことは変えていなくて、動きながらのステップからシュートをしたり、ピックを使ったり、ドリブルから3ポイントを打ったり、そういう練習は多く取り組みました。そうやって幅が広がったのだと思います。キャッチ&シュートは結構ずっとやっているので、ある意味、自分の自然なリズムで身体にしみついています。だからその感覚はもう忘れないかなって(笑)。

― ステップの練習も続けていらっしゃるのですか?

そうですね。練習でも試合でも試しながら、成功も失敗もありますけど。NBAを見て真似してみたり、自分の試合映像を客観的に見てこういうほうがよかったと気付いたり、他のチームの試合も見て、参考にすることもあります。

― チームの中で影響受けている選手はいますか?

練習後に藤永(佳昭選手)とはピックの練習をしますね。あと(西村)文男さんには、ディフェンスがこうなってきたらどうやって攻めてますかとか、どういうところを見てますかとか、聞いています。ポイントガードはピックを使うことが多いので経験値も高いですし、自分にない感覚もあるので勉強になります。持っている武器がそれぞれ違うので、シュートを活かすにはどうしたらいいのか、自分ならどうするかを考えます。

― ステップには、トレイ選手の影響もあるのかと思っていました。

外回りの外国籍選手は少なく、スピードや空中パス、華麗なプレーを見せてくれる存在です。トレイだけではないですが、アタックするタイミングなんかを参考にします。

大舞台を経験して、常にそのトップの場を想定し、意識できるようになった

― 天皇杯3連覇を成し遂げました。石井選手にとって、3回の優勝はそれぞれ意味が違いますか?

すべて嬉しいけど、種類は少し違いますね。1回目は初めてだったので、日本一ってこんな感じなんだって新鮮で、初めて見る景色でした。2回目は(富樫)勇樹がいない中での優勝だったので、チームで成し遂げた達成感がありました。そして3回目は全部劇的な試合で、自分たちのリズムで戦えた時間が多くなかったにもかかわらず、その中で勝ち切れたことに自信や成長を感じられました。

― ファイナルという大舞台を毎年経験してきて、自分の中で得られたものは?

やっぱりメンタル的に、常にそのトップの場を想定できるようになったことだと思います。目指すところが高くなるので、日々の練習も、目の前の一つの試合も、すべてそこにつながっていると思えるようになりました。いい日も悪い日もあるけど、すべてがそこにつながっていると思えば、過程として考えられます。長期的なスパンの中での1日の捉え方をできるようになったということです。その日その日で一喜一憂するのもいいですけど、そこでブレずに、最後に向けての一日と考えられるようになりました。

― 漠然と「優勝を目指す」ということではなく、見据えたうえですべての行動が成り立っている?

そうですね。レギュラーシーズンで負ける試合もありますが、その負けも、最後に優勝すると考えれば意味のあることだと思えます。負けから何を学ぶかが大事だし、勝ち続けているときにも学ぶことはあるので、すべて最後の結果につながっていると思えば、何事にも見つけるべきポイントがあるんじゃないかなと思います。たとえその試合で活躍できなくても、それが課題となります。1度経験しておけば、決勝で同じ状況になっった場合にどう対処するかの事前練習にもなるので、失敗したからと落ち込むだけではもったいない。決勝までに経験としてため込んでいければと思います。
― ところで、入団当初は、シュートを決めてもガッツポーズをする余裕がないとおっしゃってましたが、いまは喜びを敢えて抑えてます?

そういうわけでもないんですけど(笑)、自然とそうなってます。

― 石井選手初心者にはちょっとわかりづらいかもしれないけど、たまにすっごく喜んでらっしゃいますよね(笑)

そうですね(笑)。勝負どころで決めるのはうれしいですね。あと淡々と3Pをバシバシ決めるほうが相手にとっては嫌かなと、僕のイメージではあるのでそうしています。

― そしてすっかり有名になった「カンパカンパカンパ~イ」は、実業団時代に会社の先輩が使っていらっしゃったのでしたっけ?

そうです。それを真似して。
― リーグ優勝したら特別バージョンはあるんですか(笑)?

いや、あれが特別バージョンですよ(笑)。あれが精一杯。あれ以上となると、本家の人呼んでくるしかない、会社の人を(笑)。そうしたら、もうちょっと盛り上がるかもしれない(笑)

― それ、誰も知らない人じゃないですか(笑)。その実業団から練習生を経て、プロになりました。その大きな決断をした自分を今どのように思いますか?

大きな決断でしたが、いま結果を出せているからということではなくて、当時の決断したことはそれでよかったと思います。自分で納得して決めた決断なので、たとえいまプロ選手でいなかったとしても、その決断はよかったと。

― 残りのシーズンはどのように戦いますか?

全体的なプレーのレベルを、質を、あげることですね。細かい部分でもう少しのところだと思うんですけど、個人としてもレベルアップしたいし、チームとしても連携を深めていかなければいけない。残りの試合でどれだけ成長できるかだと思うので、まず一試合ごとに自分たちの成長につなげることが大切だと思います。

シーズン途中で読むオフィシャルイヤーブックもおすすめ

あくなき探求心を忘れない石井講祐選手。おのずと結果はついてきいます。
オフィシャルイヤーブックでは、通常のインタビューのほか、「Be Professional」と題したページにも登場しています。開幕で購入してそのまま眠らせている方は、この時期だからこそ、また目を通してみてください。試合を観る目が変わるかもしれません。

そして、そのイヤーブック。「選手も読んでますよ」という石井選手。思い出を尋ねると、「殺陣体験は面白かったですね。教えていただいた先生とはTwitterでつながっています。すごく難しかったけど、身体の動かし方で参考になると思った部分もありました。また機会があればやってみたいですね」と、2015-16シーズンのオフィシャルイヤーブックの話になりました。

ここで蔵出し!

暑い夏の武道場で、殺陣のロケをしたときのお宝写真と動画を、石井選手に許可をいただいたので特別公開!
(当時のもので、今シーズンのイヤーブックには掲載していません!)
初めてとは思えないほど決まってます!<br>そしてプロの俳優さんをバッサバッサ!!
初めてとは思えないほど決まってます!
そしてプロの俳優さんをバッサバッサ!!
さ・ら・に!!

天皇杯3連覇を記念する石井講祐選手の「カンパカンパカンパ~イ」と、ファンのみなさまへのメッセージを収録した動画はこちら!
乾杯の特別バージョンもありますのでぜひご覧ください!

Twitterキャンペーン ホワイトデー企画 応募方法

たくさんのご応募ありがとうございました!
今回は、ホワイトデー企画として、特別に5名様にプレゼント!
応募方法は簡単です。みなさんのご応募お待ちしております!

1. 「まいぷれ千葉」の公式Twitterをフォローする
2. 該当ツイートをリツイートする
3. 石井選手へのあつーいメッセージや質問がある方はコメント欄に記入


応募締め切りは、2019年3月11日(月)です。

まいぷれ編集部の独断と偏見により、5名様に石井講祐選手のサイン入りオフィシャルイヤーブックをプレゼント(^_-)-☆

当選者の方には、ホワイトデーの3月14日(木)頃に「まいぷれ千葉」のTwitterアカウントからメッセージを差し上げます。

※郵送先は当選通知と同時にお尋ねします。もし数日返信がない場合には、他の方へと当選を変更させていただく場合がありますのでご了承ください。

ここだけの裏話…

「最近イタズラは?」とお聞きしたら、大宮選手が田口選手に仕掛けるくらいで、石井選手はほとんどしていないとか。「シゲ(田口選手)がシャワー浴びているときに、おーみさん(大宮選手)が氷かけてます。そういうときに自分も水をかけるくらいですね」

十分にイタズラだと思いますけど……

という話をしたあとに、みなさんへのコメントを動画撮影。
最後のポーズをお尋ねしたら、「おいさー!はおーみさんのものだから(違うと思います)、ジェッツポーズにします」とのこと。きれいにジェッツポーズで終わったので動画を止めたら、3秒くらいおいて「おいさー!」と続けるではありませんか! やられました。その前に動画は止めちゃいました。見事に、これも石井選手のイタズラです。「やられたー」と言う私を見て、満足そうに微笑む石井選手。この借りはいずれお返しします。

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