GO!GO! 千葉ジェッツ
3×3 PREMIER.EXE 六本木の最終戦へ!
2014/09/19
千葉県初のプロバスケットボールチーム「千葉ジェッツ」の情報をお届けします。
最終順位は? 最終節は六本木アリーナでの決戦!
左から森山翔太選手、一色翔太選手、星野拓海選手、村越保昭選手
早いもので、3×3 PREMIER.EXEも最終試合のRound.6を迎えようとしています。
当初予定されていた墨田区から六本木アリーナに場所を変更し、9月20日に開催されます。
一色翔太選手と星野拓海選手が台湾遠征で不在のため、この4選手で挑みます。
村越保昭選手 森山翔太選手 早野竜介選手 塚本達也選手
Round.5の時点で5位、最終節の結果次第では上位にくい込む可能性があります。が、それは他のチームも同じこと。熱い闘いになるに違いありません。
横浜赤レンガ倉庫前特設会場で行われたRound.4の様子と、選手のコメントをご紹介します!
赤レンガ前に全選手が整列して開会式
広場に設けられたスペースでは、子どもたちがバスケットボールで遊んでいます。
歴史的建造物を見渡す場所でアップする選手たち。ベンチに座っているのは…
ジャスティン・バレル選手(左)とパリス・ホーン選手(右)が応援に!
1回戦 vs. ZETHREE.EXE ○16-14●
1試合目はZETHREE.EXEに勝利! 集中したチームディフェンスと、テンポよいオフェンスで、接戦を制しました。
試合後に選手のみなさんにお話をうかがいました。
一色翔太選手
「勝ってよかったし、2回連続負けている相手に3回目負けるのもいやだったんで、とにかくディフェンスがんばって相手の得意な2ポイントを最低限に抑えるようにしました。セカンドロールがよくきいてて、パスもよくまわって、やりたいオフェンスができました。
さっきみたいにディフェンスがんばって、バスまわしてボールつないでという自分たちのやりたいオフェンスができれば、どんな相手でも勝機はあると思います。会場のみなさんを楽しませたいと思います!」
星野拓海選手
「勝って本当にホッとしました。最初に打ったシュートがリング当たらなくて、これはやばいなと思ったんですけど、キーとなるディフェンスを意識して集中してがんばりました。接戦でしたが、勝てたので自信になりました。
ファンの声も聞こえました。初めて来られた方がほとんどだと思いますが、速い展開の攻めが多いので、いつもと違ったジェッツを見て、楽しんでもらえればと思います」
森山翔太選手
「このリーグは一勝ずつ積み重ねていくことが大切です。この試合、とにかく勝てて嬉しいです。最初にシュートを決められましたが、前回もこのチームには出だしでやられたと聞いていたので、相手のリズムになりかけたところで、ルーズボールとかリバウンドとか、一人ひとりが頑張れたことが、前回みたいに離されなかった要因かなと思います。
星野先輩が身体張ってがんばっているのを見せてくれたので、後輩としてもがんばらないとって思いましたね(笑)。星野さんはそういう裏方的な仕事もできる人なので、すごくいい流れをチームに持ってきてくれたと思います。チームとしてやるべき方向性が見えてきたので、あとは結果として出すだけです。
ファンの方の声援は聞こえました。ファンがここまで応援に来てくれて、熱いチームだと思いましたし、選手とファンの方の距離が近くて、千葉ジェッツというのは、本当に魅力あるプロチームだなと感じました。
僕は5対5はやっていませんけれども、3対3も面白いゲームなので、ちょっと遠いですが、ぜひ足を運んでいただけたらと思います」
村越保昭選手
「前回ノックアウトで負けている相手なので、そこの対策をした上で、どれだけ点数をとれるかが課題でした。相手の点数をおさえながら勝てたのでよかったです。外での試合なのでロングシュートの確率は読めません。それでも決められましたが、最小限に抑えられたのかなと思います。
オフェンスも、うまく合わせてノーマークの選手を作り、点数をとれました。ジェッツはそんなに大きいチームじゃないので、狙っていたプレーです。
からだの一番大きい自分が身体を張らないと、まわりを活かせないと思い、がんばりました。自分が点をとりつつ、まわりが点数とれるシチュエーションというものを作れればベストだと思ってプレーしました。
Round.1に比べて、いっしょにやっている期間が長くなってきたので、タイミングがよくなってきたと思います。試合開始早々のちょっとゆるんだところでシュートを決められて、逆に気を引き締められたのでよかったかなと思います。
ファンの声援は、試合に集中してて気付きませんでしたが、ベンチに座っているときは聞こえました。まだ上位に食い込める可能性は残っているので、自分の役割を果たすだけです」
準決勝 vs. DIME.EXE ●16-19○
準決勝も手に汗握る接戦でした!
が、最後の勝負どころで相手のシュートが入ってしまい、惜しくも敗戦。3位決定戦へと進みました。
一色選手の気迫あふれるドリブル、星野選手の攻守に渡る粘り強さ、森山選手の沈着冷静かつ献身的なプレー、村越選手のからだを張ったインサイド…見所満載の試合でした。
Round.1では、まだまだターンができていないとおっしゃっていた村越選手でしたが、まわるまわる、あたるあたる、そして決める! 抜群の存在感でした。
3位決定戦 vs. GC OSAKA.EXE ●6-8○
3位決定戦は、どちらのチームも勝ちにこだわり、激しい試合となりました。
あと少しのところでしたが、相手のシュート率が上回り惜敗。4位となりました。
一色翔太選手は、「いっぱい見に来てくださって優勝するところを見せたかったんですけど、残念です」と試合を振り返ります。
リングに嫌われたシュートも見られましたが、これには「リングには嫌われてないですね。リングは動かないですから、シュートが下手だっただけです」と、厳しい自己採点でした。
星野拓海選手も悔しさを隠しませんでした。
「4位という結果でした。負けて終わるのはイヤだったので残念です。優勝できなくても勝って終われれば、次につながったと思うんですけど。最後、ちょっと言い合いになったときに、気持ちが切れた感じが。うちは点がとれてないので、ディフェンスをしっかりしないと勝てないですね。
今日ファンの方に3試合見せられたのはよかったのですが、1回も優勝できなかったので、それはとても残念です」
残りは1試合。全力でぶつかって、初優勝を飾りたいですね!
会場では村越選手にサインを求める方を多く見かけました。その都度、「えー、自分でいいの?」と聞き返す村越選手。「え?かばんに?え?ほんと?小さく書いておくね」
Round.4のMVPは、優勝チーム「DIME.EXE」の蒲谷正之選手。地元の横浜ビー・コルセアーズの選手とあって、会場にはたくさんのファンが訪れていました。