シーズン終了の報告と『千葉ジェッツ展』開催の御礼で、千葉ジェッツの島田慎二球団代表と石井講祐選手・星野拓海選手が、松戸徹船橋市長を表敬訪問しました。
船橋市役所本庁社にある応接室は、船橋市の国際交流や各スポーツの活躍が見てとれる部屋で、いままでにもそれぞれの分野で活躍する人々が市長と握手を交わしてきた部屋でもあります。
5月26日、この部屋で市長を待っていたのは、石井講祐選手と星野拓海選手のお二人。市長がいらっしゃる前、緊張の面持ちのおふたりを見て、島田代表が緊張をほぐします。

松戸市長がおみえになり、まずは島田慎二球団代表からお話がありました。

「今シーズンが終了しました。残念ながら18勝36敗と、同率ではありますがイースタンカンファレンスの最下位となりました。満足のいく結果ではありませんが、チームは徐々に良くなってきていますので、来シーズンもまた頑張ってくれると思っています。
また、千葉ジェッツが2010年に創設されて以来、千葉県の子どもたちのバスケット人口が増えております。もともとバスケ王国の千葉県ではありますが、千葉ジェッツも何らかの形でインパクトを与えられたのではないかと思っています。
そして観客動員は全球団中で4位でした。地元船橋でもっともっと盛り上げていきたいと思っているところで、今回の『千葉ジェッツ展』を企画をいただき感謝しております。来年は盛り上がって、かつ強くなるように頑張ってまいります」

松戸市長からもお話がありました。
「開幕4連勝とスタートがよかったので、ジェッツ旋風が巻き起こるのではないかと思いました。まだ1シーズン目で、また新たなシーズンではプレーオフに進出できるように頑張ってください。
さきほど船橋市の子どもたちのバスケ人口が増えたというお話がありました。子どもたちを試合に招待してくださったり、地域のイベントに選手が参加したり、子どもの指導に当たったりと、ジェッツのみなさんは地域に根ざした活動を非常によくやってくださっています。それが功を奏しているのではないかと思います。
このような取り組みをしている千葉ジェッツさんに、市としても積極的に応援したいと思い、今回の『千葉ジェッツ展』開催となりました。
船橋市にゆかりのある選手が試合にドンドン出てきてくれるのは、とても嬉しいことです。地元の選手というのは応援しがいがありますし、何より盛りあがります。今後もおふたりの活躍を期待しています」

石井選手と星野選手から自己紹介です。

石井講祐選手
「船橋市出身で、船橋中学を卒業しました。いま船橋市でバスケット選手でいられることを幸せに感じています。来シーズンもいい結果を出せるように頑張りたいと思います」

小学校4年生からバスケットボールを始めたという石井選手。「プロになったとき友人の反応は？」と市長に聞かれて、「尋常ではないくらい友人から連絡がありました」と、エピソードを明かしました。

星野拓海選手
「千葉県市原市出身で、市立船橋高校を卒業しました。いろいろな部活が強い中で、先輩としてもっと活躍をして影響を与えられたらと思っています。来年こそはもっと試合に出て活躍できるように頑張ります」

星野選手は小学校3年生からバスケットボールを始めたそうです。「市立船橋の子どもたちはみな頑張っていますね。ぜひ後輩の手本を示してあげてください」と市長からエールが送られました。

表敬訪問後、島田慎二球団代表に今シーズンの振り返りと、来季への意気込みをお聞きしました。
「今シーズンがチャレンジのシーズンになることはわかっていました。その中で、いいところ、どん底、そして可能性と、3つを見られたシーズンでした。何よりよかったのは、後半になってチーム全体としての一体感が成熟してきたことです。個のメンタルや技術の成長が見えました。来シーズンは、もちろんやるからには優勝を目指しますけれども、まずは36勝18敗としたいと思います。ここに到達したとき、おのずとプレーオフが見えると思いますので、タフはリーグではありますが、頑張っていきたいと思っています」

チームの基盤を1年かけて築き上げた千葉ジェッツ。改めて来季の飛躍を宣言した一日となりました。