3月17日
対琉球ゴールデンキングス戦（千葉ポートアリーナ）

昨シーズンの王者相手に、恐れることなく果敢に挑んだ一戦。
前日の試合で足を痛めた田中健介選手に変わってスタートを務めたのは一色翔太選手。
「みんなが認めている並里さんというすごい素晴らしいガードに対して、自分がどれだけできるかを試したいし、抑えて沖縄に黒星をつけたいですね。楽しんでやれたらいいなと思います」と語っていた一色選手がチームを引っ張ることになりました。
チーム一丸となって戦いますが、さすがの沖縄。ディフェンスもオフェンスもとにかく速い！　第3Qに爆発的な攻撃力を見せつけられました。

冨山晋司ヘッドコーチ
「いいプレーもいつくつかあったけど、爆発力のある沖縄を押さえきれず、負けてしまいました。ただ、パスを反対側にスイングするということだったり、そういうエクストラパスからシュートを打てたというところはすごく成長したと思います」

マーキン・チャンドラー選手
「沖縄は全体で1位だということが納得できるチームでした。全体的に相手のローテーションの速さが、ジェッツのパス回しを許さなかったと思います。
プレーの内容を振り返ってみると、30点差がつくような内容ではありません。ディフェンディング・チャンピオンとの試合で、真っ向勝負で戦おうという姿勢で、自信をもって挑めたことはポジティブにとらえています」

4月7日（日）
対富山グラウジーズ戦（千葉ポートアリーナ）

マーキン･チャンドラー選手とジョー･ワーナー選手を怪我で欠く中、マーキス・グレイ選手がダブルハンド・ダンクで勢いづけ、中村友也選手がシュートを決めて会場を盛り上げました。
一色翔太選手がキレキレで、いいところで3ポイントを決めます。
前半はリードするも、富山の速いパス回しと厳しいディフェンスに合って後半失速。ホーム最終戦は悔しい黒星となりまし。

冨山晋司ヘッドコーチ
「26試合、ブースターのみなさんに熱い応援をいただいてありがとうございました。
ブースターの方もそうですし、こうしてメディアで来ていただいている方、ジェッツを応援してくれている方、スポンサー、会社の人たち、いろんな人がいて成り立っているのが千葉ジェッツのホームゲームです。今日はホーム最終戦なので、そういう方たちに喜んでもらえるようにと臨みました」

いつもよりさらに気迫を感じたのが佐藤博紀選手でした。キャプテンとしてチームを引っ張り、「試合に関わるすべての方に感謝して」ホーム最終戦に臨んだといいます。
「たくさんの方にかけつけていただいて、本当にありがとうございます。最後まであきらめず、戦います！」

4月20日
対横浜ビー・コルセアーズ戦（平塚総合体育館）

最終節は平塚での横浜戦でした。
立ち上がりから確実にシュートを決めていくジェッツ。圧巻の迫力に、強豪横浜もリズムをつかめない様子です。
ディフェンス・リバウンドをしっかりととり、チャンスを確実に決めて落ち着いた試合運び。緩急をつけた攻撃とシステムで守るディフェンスがいい流れを呼び起こし、富山ヘッドコーチからも「いいよ。最後までのびのびと！」と声が飛びます。
来てよかった…と心から思える試合でした！

冨山晋司ヘッドコーチ（写真真ん中）
「横浜のような強豪チームに勝てて嬉しいです。プレーオフだけを見据えて練習し、試合にのぞむことができました」

マーキス・グレイ選手（写真左）
「いいチームに対して価値のある勝利であり、チームとしてステップアップできた試合だと思います。コーチ陣含め、素晴らしいチームメイトに恵まれているので、だからこそいい勝負ができていると思います」

田中健介選手（写真右）
「3Pを100％決められて、嬉しいです。チームで作って、最終的にボクが打っただけなんで、それがノーマークでしっかり決められたことはよかったです。シューティング練習でお世話になっている、ジェフリーさんのおかげです！」

石田剛規選手（写真左）
「今日はスタートということで、出たら全力でプレーすること、戦うことにこだわって臨みました。今日はシュートを決めることができましたが、ジェフリーさんのおかげです！」

石田選手のきれいな放物線を描くシュートは、見ていてスカッと心が晴れるようです。思えばシーズン開始前、渋谷センター街にできたモニュメントに…。このボールをなでるとシュートが入るようになるとか、ならないとか！？

今季の王者相手に、素晴らしい試合を繰り広げた千葉ジェッツ。残念ながらプレーオフ初戦で敗退となりましたが、常に前向きな姿勢が、私たちに大きな夢を与えてくれましてね！

いよいよ7月からは新リーグであるNBLの所属チームとなります。
新シーズンも、千葉ジェッツの情報をお伝えしていきますので、お楽しみに！